げーむろぐ

女性向けスマートフォンアプリゲームのこととかメインに個人的な感想なんかを。

続けていくことの難しさ

まず各ゲームのさわりの記事を書いてからって思っていたけれど、やっぱり喉の奥に引っかかる魚の小骨みたいにチクチクするので先に書いておきます。

 

あんすたやA3みたく当たるタイトルがある一方で残念な形になるタイトルもあり、むしろそういうもののの方が多い昨今。

 

私が触っていた数少ないタイトルの中だと、例えば「ボーイフレンド(仮)きらめきノート」とかは、このタイトル自体は2016年11月リリースなので2年半ちょっと?まだ短いけど、ボーイフレンド(仮)っていうコンテンツ自体は2013年末、5年以上経っているので、まあ、少しは理解?できるのですが。

(っていうか、今見ると、このCV陣すごいw ベテラン陣多っ!ってものそうだけど、ここ最近の女性向けソシャゲでお馴染みのあの人とかこの人とか一切いなくて、そういう点でもちょっと時代を感じてしまいます)

 

とにかく衝撃だったのはこれ。

ready.sega.jp

 

それなりにファンがついていたので、それなりにはいっていた(ように見えた)夢キャスを終わらせたセガが技術を集結して出すタイトル!っていうんで、ちょっと期待してたんです。気になったのはCVが全員新人でそれなりの声オタの私でさえ一人も存じ上げなかったので、どうかな、とは思っていたけれど、でもこれで当たれば!っていう気持ちもあったのですが…

 

まさか半年持たないなんて…

 

このタイトル、とにかく技術はすごかったらしいのです。

togetter.com

【Readyyy!】ディープラーニングによる顔サムネイル作成とLive2Dキャラにライティング表現 | ゲームUIブログ

 

techblog.sega.jp

 

話ずれますが、個人的に全く根拠のない空想で、今の形のソシャゲって過渡期な気がしていて、次の世代のゲームってどういう形なのかなーってよく考えるんです。

で、私のこれまた根拠のない仮説では次の形って2つあって、1つはAR/VRみたいな〜〜現実。そしてもう1つがMachine Learning/Deep Learning/AI...だと思っていて。

だからそういう点でもこのタイトルには期待してたんです。

 

ただ、リリースされたその日から触ってましたけど、なんていうか、うまく言えないのだけど、確かにグラフィックはキレイだなー、すごいなあって思ったけど、でもなんていうかグイグイと引き込まれるようなものが、「私には」キャラにも、音楽にも、ストーリーにもなくて。だから早々と、思い出したらちょっとやる、くらいのポジションになっていたのが実際のところです。

 

でも、例えどんなにユーザーが少なくても、過金額が少なくてもサービス終了って、いわば大好きな人とのお別れな訳で。それは本当に身を切られるような悲しさなのはよくわかります。

 

私もかつてそれなりにのめり込んで色々突っ込んでいたタイトルが終了ってなった時、毎日身を切る思いでスクリーンショットを取っていたことを昨日のことのように思い出します。

あの時私が思ったのは、課金もったいなかったではなく、もっと私が課金していたら終わらなかったのかな、ってことで、これはどのタイトルが終わる時でも、同じことをいう人がたくさんいます。

極端な言い方すると、命を救えなかった、って感じなのです。

だから、何年経っても、救えなかったことを悔やむし、悲しむし、次の推しが現れて、その人にどれだけ色々突っ込んでも、前のその人を忘れることができなかったりする人がたくさんいるわけです。

 

ゲーム会社も会社ですから、利益でないタイトルを切る決断ということも大事です。それはわかります。わかるんだけど、オタクの理屈じゃない感情が、「サービス終了のお知らせ」ってツイートとかを見るとじくじくと痛むのも事実です。

 

そして、ここ最近の終了ラッシュをみてると、しばらくは終わらないだろうなってタイトルに集中するのもわかるし、新規タイトルに課金を躊躇するのもとてもよくわかる。

 

なんか、良くないスパイラルだよなあ、ってとても思うのです。